スポーツ障害とは、運動で体に負荷がかかることにより、筋肉や骨が酷使され、負担のかかっている部分が徐々に損傷し、痛みなどの症状が慢性的に起こる障害のことを言います。軽度の場合は運動時痛のみですが、重傷になると日常生活動作にも困難を生じるようになります。当院ではご自分の血液を利用した再生医療「PRP治療」を行なっております。肘や膝、肩などの痛みに長くお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
大谷翔平選手などのプロスポーツ選手の治療として注目を浴びたPRP治療は、患者様ご自身の血液を遠心分離してつくられるPRP(多血小板血漿)を患部に注入する再生医療です。血小板には、壊れた細胞を直す働きや組織を修復・活性化させる働きもあり、PRP治療は人体の修復反応を再活性化・促進させて、「治る力」を引き出す治療法です。
当院では、独自の遠心分離技術により、3倍程度が限界といわれている濃度を、最大30倍もの超高濃度まで高めることに成功しました。高濃度のPRPを使用することにより、長期的な患部の除痛効果が期待できます。
岡本慎一理事長のPRP治療に関する研究論文が、2012年に組織再生工学の国際的ジャーナル「Tissue Engineering」に掲載されました。また、同治療法は2014年にアメリカで特許も取得しております。
PRP注射はご自身の血液を利用するため、アレルギー反応や拒否反応などのリスクが少なく安心です。抵侵襲ということから、ブランクを避けたいプロのスポーツ選手も受けています。
PRP-FD注射はPRPから成長因子のみを抽出し、凍結乾燥(Freeze Dry)することで、さらに高濃度化しておりますので自己治癒力を高める成長因子がPRP注射の2倍以上含まれています。PRP注射は、採血当日にPRP作製から注入まで行うのに比べて、PRP-FD注射は、採血後、一旦血小板に含まれる成長因子だけを抽出、無細胞化した上でフリーズドライ加工する点で、作製には約1週間かかります。PRP-FD注射は、鎮痛作用や炎症抑制作用、組織修復作用がPRP注射よりも高いことが最大の特徴です。
痛みが「どんなとき」に「どの程度の強さで起きているのか」をうかがい、患者様の患部の状態を把握します。また、PRP注射の適応であるかを判断します。
PRPを作製するための血液を採取します
採取した血液を遠心分離器にかけてPRPを抽出します
患部にPRPを注射します。
注射だけなので入院の必要はなく、日帰りで受けていただけます。
痛みが「どんなとき」に「どの程度の強さで起きているのか」をうかがい、患者様の患部の状態を把握します。また、PRP注射の適応であるかを判断します。
PRPを作製するための血液を採取します
採取した血液を遠心分離器にかけてPRPを抽出します
患部にPRPを注射します。
注射だけなので入院の必要はなく、日帰りで受けていただけます。
初診料 |
2,000円
(税込2,200円)
|
部位 | 価格 | |
---|---|---|
PRP関節注射 |
29,800円
(税込32,800円)
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PRP-FD関節注射 |
95,000円
(税込104,500円)
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